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MARI FUJITA
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2020年12月11日 [絵について]

洋画家 藤田真理 9月に鑑賞した、バンクシー展について

幾分、暑さも和らいできた頃、横浜駅至近のビルでバンクシー展をみました。
バンクシー展コロナ
バンクシー作

お騒がせで有名だったので、断片的な絵は、インプットされています。
しかし個展のようにたくさんの絵が一堂に会する機会に恵まれることは、滅多にありません。しかも近場の横浜駅とは、思ってもみませんでした。

平日にもかかわらず、押すな押すなの人出でした。二波のコロナ騒ぎの直前ではあれ、コロナの中、人と人の肩が触れ合うほどの人出とは、思ってもみませんでした。これでも予約制なのです。

作品は、超大作の家の壁、ビルのコンクリート壁に描かれた巨大な壁画に交じり、小品がたくさん出品されていました。
多数絵をそろえられる手法に興味がありました。写真、アクリル、版画は手っ取り早いです。
油彩は、ごく少なかったです。新聞で見かけたイギリス議会を擬人化 茶化した絵をみれたのは、よかったです。
全体的に思った以上の作品数でした。重厚なマチエールとかではなくて、もっと軽快、紙上のさっと見れるかんじでした。 しかし内容は、社会風刺や皮肉にあふれ、考えさせる絵ばかりでした。
もちろん花鳥風月の絵とは、一線を、画していました。しかしこれが、何十億円という値段ずけはいかがなものかとは思いました。

雑踏の中、コロナに見舞われないことを願いつつ、横浜駅を後にしました。

次回もお楽しみください。
バンクシー展花投げ
                           バンクシー作

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